2015年02月18日

2015/02/18NEW 遺産の使い込み と 特別受益(贈与されたと主張した)

使い込みがあって、地裁でその返還請求訴訟を行っていて、その中で被告がそれは贈与されたと主張したとき。
 
 贈与を理由とする否認ですから、原告が贈与のなかったことを証明するべきですが、家族間の紛争ですので、紙の証拠がないことが往々です。

 裁判所は、原告被告に間接する状況の主張をさせて、判断しますが、もしそこで、被告の贈与の主張が認定されて、その部分で原告の請求が退けられたら。

 理屈では、贈与があった以上、それは特別受益になりうるので、持ち戻しの対象になります。
 もし、他に不動産などの分けるべき遺産があったら、それについて遺産分割協議が必要で、そのとき贈与の額をいったん遺産に足して、相続分で割った額から贈与額を引いたのが、被告の取り分と言うことになります。

 反対に、先に遺産分割が先行していて、被告が持ち戻したなら、原告があとで返還請求をするときにその部分も含めて請求することは困難になります。

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posted by 一朗 at 15:45 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015/02/18NEW 遺産 の 使い込み 事案、5年前には5000万円あった父の預金が、父が亡くなった今全くありません。

このような事案で、それは姉が使い込んだというためには、

(1)父が引き出し行為を行ったのではない。
(2)姉が父から贈与を受けたのではない。
(3)父の必要経費に使ったのではない。
などの事実を証明しないとなりません。

たとえば、当時父が認知症等で意思能力が無かった、姉が父のカードなどを占有して勝手に引き出した、そのお金を父のために使ったのではない、などの具体的事実を証明する必要があります。

 ただ、単に、5年前には5000万円あったのが、今、相続できないのはおかしいというだけでは、心情的には理解できますが、訴訟は維持できません。


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posted by 一朗 at 15:42 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月16日

遺産 の 使い込み 返還訴訟 は 横領行為 の一つ一つを 証明 できないと勝てないですか?

 民事裁判には、立証責任というルールがあって、その責任を負う者がそれを証明できないときには、請求が認められないという原則があります。
 
 
 遺産である預金を、相続開始前後引き出している者がいて、その者への返還請求を考えるとき、その者が預金を引き出していて、それを被相続人の必要経費に使っていないとか、被相続人に渡していないとか、被相続人から贈与を受けていないとか、そういう事情は、原告である請求する者が証明しないと勝てません。

 しかし、引き題している者が、どのようにそれを扱ったなどということを一つ一つ証明することは至難の業です。

 実務では、引き出し行為が毎日のように限度額を引き出していて被相続人の当時の状況からは被相続人自身の行為ではない、被告の言い訳する必要経費には合理性がない、被相続人がその者に贈与する状況にないなどの状況証拠があれば、必ずしも勝てない訴訟ではありません。

 被告としては、黙りを決め込んでも、裁判所からある程度の反論をすることを求められますので、被告のいいわけを弾劾する証拠を集めて再反論が可能なら、立証もそれほどハードルが高いとは言えません。


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posted by 一朗 at 14:53 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月13日

遺産分割 にまつわる紛争は、 家裁 で解決するべきと考えられますが・・・ 地裁 ? 家裁 ?

遺産分割にまつわる紛争は、家裁で解決するべきと考えられますが、案外、家裁で答えを導けず、地裁へ行ってください、ということがままあります。

法定相続人の地位の確認
遺産の範囲の確認
遺産の使い込みの返還請求
立て替えた葬儀費用の返還請求

こういった事例はよくあるので、判断に迷うことはないのですが、遺産分割の合意を被相続人の生前にしていたとき、亡くなってから遺産分割は必要か?それとも、もはや遺産分割は不要で、地裁で移転登記手続訴訟をするべきか。必要なら、家裁の判断事項と言えます。

遺産が不動産なら、登記をしなければならず、その場合の登記原因は「相続」です。法務局に登記申請するときに、登記原因を特定しないとならず、たとえば、遺産分割の合意とか、和解とか、そういうのは原因にはならないそうです(知り合いの司法書士に聞きました。)。

「相続」であるためには、遺言によるか、遺産分割によるかしかなく、やはり、遺産分割の事前の合意があっても、遺言がない以上、合意に沿った遺産分割が必要なのです。

そうすると、事前の遺産分割の合意があっても、現実に登記を求めるなら、地裁で移転登記手続訴訟をするのでなく、家裁で遺産分割審判を求めることになります。



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posted by 一朗 at 10:01 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

遺言無効 確認 の訴え の使い方

遺言無効確認請求訴訟は、はっきり言ってあまり勝てません。特に、公正証書の場合、形式面も、遺言能力などの実質面も、公証人のフィルターを通しているので、無効の判決をもらうのは難しいです。

もちろん、証明の責任は、無効を主張している人、つまり原告にあるので、積極的に無効の原因を証明しないといけないので、自筆証書遺言でも難しいです。

確かに、「無効もありうるな。」と裁判官に思わせただけでは勝てません。

でも、そのくらいの心証の時、裁判官は、和解を勧告してくれたりします。すると、少しは、原告にも遺言より多めに、という結果になることもあります。

遺言無効の判決を着地点とするだけでなく、和解の可能性もあり得るほどの立証が可能なら、行ってみてもいいのかもしれません。


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posted by 一朗 at 09:59 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月17日

使い込み参考事例=Nさんの場合(Nさんが代理人を付けないで 遺産分割調停 を提起した後、 使い込み返還訴訟 を 地裁 に提起し、調停で一体解決を図った事案)

Nさんは三人姉妹。妹が父の死亡前、1500万円を勝手に下ろしていました。不動産もあったので、Nさんは代理人を付けないで、遺産分割調停を提起。その後私に代理人就任を依頼しました。

調停では、妹は返すつもりはないと言ったために、地裁に返還請求訴訟を提起しました。

その後、妹が調停で、不動産の相続はしない、不動産は姉らにもらってもらっていいので、訴えを取り下げてくれと主張しました。

そこで、不動産は姉ら2人で相続し、妹は何ももらわない、姉らは訴えを取り下げるという内容で調停を成立させました。

姉らは相続した不動産を売り、代金を2人で分けました。

厳密に言うと、妹はお金を返さない分得をしましたが(計算上姉らはもう少しもらえたはずでしたが)、早期解決のために、姉らも譲歩し解決を見ました。

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2014年12月05日

相続コラム 和解する日本人

相続の事件でも、多くの場合は和解で解決します。

親族間の紛争ですので、感情的もつれが激しく、どうしても勝ちたいという気持ちを持っているのが常です。

それでも、最後には、ここで解決しないと解決するタイミングを失ってしまう、とお話しすると、みなさん真剣に聞いてくださり和解してくれます。

そんな姿を、私は美しいと思います。

憎んで恨んで、徹底的に争った事案でも、裁判所や代理人に敬意を表して納得してくれる。それが日本人なんだなあとつくづく思います。


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posted by 一朗 at 10:47 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地裁で遺産分割はできませんか?

遺産確認とか、遺言無効とか、遺産の使い込みに対する返還請求とか、相続問題でも、地裁で訴訟を行うことがままあります。

その際、和解で解決することがとても多いのですが、裁判官によっては、遺産分割も一緒にしちゃおう!という人もいます。(反対に、遺産分割は別に家裁でやってねという裁判官もいます。)

そんなときでも、和解調書で遺産分割協議はできないのです。つまり、和解条項の欄に、甲土地はAが、乙土地はBが相続する、と書いたところで、その調書を法務局に持って行っても登記はできません。

こういうときは、別に遺産分割協議書を交わし、和解調書にこれを添付するという運用が正しいのです。

前に、このような事案に直面したとき、和解調書で登記できるだろ、と言った裁判官がいましたが、どこ地裁のどこの部の裁判官かは、言わないでおきましょう。


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2014年11月20日

相続手続 面倒 なんです。。。相続ほっとブレイク

私は弁護士で、各種手続を仕事で行いますが、今日は自分の家族の相続手続で、銀行に行きました。

面倒ですね。一カ所訂正印がないということで、持って帰ってきました。出直しです。

弁護士は案外自分のことは出来ないもの。

弁護士が業務で行う場合、事前に銀行に確認して、事務所内で何重の目で確認するので、それほどの間違いはありません。

相談者の皆さんのご苦労が忍ばれました。




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2014年11月14日

主張 するときは、常に 反論 されることを念頭に!

ある紛争事案に関して、法律的な主張をするときには、どう反論されるかを考えてすることが必要です。

拳を振り上げたはいいけれど、降ろし方を知らないと痛い目に遭います。

紛争ですが、いつかは解決しないとなりません。判決なり、和解なりで。

その落ち着きどころの目星を付けてから主張しないと紛争はぐちゃぐちゃになります。

主張したくても、急がば回れ、他日を期すことも必要です。


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