2015年04月28日

遺産分割 不動産の評価 東京の相続専門の弁護士がおくる相続コラムより

遺産分割では、相続人間の公平を旨として分けられると、先日平成27年4月15日のコラムでも書きました。

 そのために、不動産の評価は時価でなされます。それは、遺産に不動産Aと預金Bがあるときに、Aを取得する法定相続人甲とBを取得する法定相続人乙(このとき、甲乙間の法定相続分は1/2ずつとします)との間に、不公平がないように分けなければいけないからです。
 つまり、A=Bでないと甲乙間が不公平と言うことになります。

 このとき、Aの評価は実際売ったらいくらかでないと、Bをもらう乙としては不満が生じます。
 たとえば、Aの固定資産税評価額が2000万円でBも2000万円のとき。Aは甲が、Bは乙が取得して、一見公平なようですが、その後すぐに甲がAを売却して5000万円を得たら?乙としては不公平感をぬぐえません。

 不動産の評価を時価で行うということは、甲乙間で評価に争いがあるときには、不動産鑑定をしないとなりません。
 
 実際、遺産分割調停で、不動産の評価に争いがあるときには、家裁が選任した不動産鑑定士が鑑定を行うことがあります。双方に中立な不動産鑑定士が鑑定した結果は審判の基礎にもなります。

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2015年04月16日

4月20日 NHK あさイチ 出演[ 知らなきゃ損!相続の“おカネ” ]


4月20日にNHKあさイチに出演します。

知らなきゃ損!相続の“おカネ”

詳細はこちら↓
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2015年04月01日

遺産の使い込み事案 『 証明は下ろし方いかんで 』

 預金の使い込みをされて、兄が何らの理由もなく預金を使い込んだということを証明するのは難しいのではないですか、と聞かれることがあります。

 しかし、預金の引き出し方自体から戦略を定めることもできます。

 たとえば、亡くなる直前にATMの限度額である50万円を毎日下ろしたといった履歴は、それ自体、被相続人である父が下ろし使ったことは想定できないし、父の入院費用などに使ったとしても全体で高額すぎるし、贈与契約を結ぶこともありえないし、ということが父の当時の能力から証明できれば、兄が着服したことが認定されやすいです。

 毎月数十万円を定期的に引き出していて、兄のそれは父の経費に使ったという言い訳もさもありなんと思われないように、余剰の金額を算出して兄の使い込みを証明します。

 単発で100万円というような切りのいい数字が引き出されていた時には、何に使うという裏付けのない数字なのでむしろ贈与なのではと裁判官に思われないように、兄と父の当時の関係性から贈与はあり得ないということを証明するべきでしょう。


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[遺産の使い込み] 遺産 の 使い込み のほか、 不当利得返還請求 できるお金はありますか。

当事務所には、父の遺産に関して、兄がお金を独り占めしている!というご相談が多く寄せられます。

 典型例は、相続開始前後に、兄が父やほかの法定相続人の意思に反して、父の預金を着服しているという事案で、地裁での返還請求の対象になります。
 
 その応用例とも言えるものをピックアップしてみます。

(1)相続開始後に父の葬儀費用として、父の成年後見人からもらった費用。
 成年後見人は、父の死亡後に発生した費用を父の財産から拠出する権限はありませんから、兄は、法律上の原因なくして葬儀費用相当額を得ていたことになりますので、返還請求の対象になります。
(2)相続開始後遺産分割前に生じた、父の遺産である不動産から出た賃料。
 相続開始後の法定果実は、遺産でなく、法定相続人がその法定相続分で当然に取得するものなので、兄が独り占めをしていたら、返還請求の対象になります。
(3)遺産分割で共有となった不動産を兄が独り占めして占有しているとき、その賃料相当額。
 あなたが兄と遺産分割後も兄が独占していいという合意をしていないときには、兄の占有が不法行為や不当利得になり、賃料相当額を請求できます。

 これらも、遺産分割の対象でない事項なので、地裁で返還請求していくことになります。


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[相続権] いとこ が 死亡 したとき、私に相続権はありますか?(東京 法律事務所)

民法は法定相続人として、相続の利益を享受する人の範囲を決めています。

 配偶者は常に相続人になる。そして、配偶者と同じく相続する人として、子どもがいたら子ども。子どもがいなければ、親などの直系尊属、それもいなければ、兄弟姉妹。というように相続できる人の範囲を決めています。

 家族によっては、いとこも親しかったということがあっても、いとこは法定相続人にはなりえません。

 では、いとこはいかなる場合も相続しないか?結婚していなくて、子どももなく親も兄弟もいない人が亡くなったときなど。

 このとき、相続人がいないので、相続財産は相続管理財産として家裁の選任する「相続財産管理人」が管理し、最終的には国庫に帰属します。

 この手続きの中で、故人と特別の縁故があった人は、特別縁故者として、財産分与の申し立てができます。

 つまり、いとこも、このときには、相続する者として手を挙げることができるのです。

 民法では、特縁故者として手を挙げた人へ財産を分与するか否かは裁判所が決めるとされています。いとこは、手を挙げても財産を分与されることが約束されていないという意味では、法定相続人のような権利は持っていません。

 ただ、私の経験では、親族で、ある程度縁故のあった人は、ほぼ、財産分与されているという印象です。

 そのあたりの詳細は、事務所においでいただいたときに詳しくお話ししましょう。
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posted by 一朗 at 09:46 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月13日

インタビュー動画 遺産分割 遺産の使い込み 相続専門弁護士 東京


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posted by 一朗 at 10:54 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月24日

【 相続放棄 1年以上経過 】疎遠だった父が亡くなったことを亡くなって一年以上経って知りました。相続放棄は可能か?

【 相続放棄 1年以上経過 】疎遠だった父が亡くなったことを亡くなって一年以上経って知りました。相続放棄は可能か?


相続放棄については、亡くなったことを知った時から3ヶ月以内に家庭裁判所に申述をする必要があります。

 家裁は、3ヶ月以上経過していても、相続放棄の申述を受け付けます。それはなぜでしょう。

 もし、父の債権者がその法定相続人に請求をしていくとき、法定相続人は相続放棄をしたという抗弁を出します。

 これに対して、債権者が、その相続放棄は3ヶ月以上経ってからのもので、効力が無いと主張していく構造になっています。

 つまり、
【債権者】貸金請求訴訟
 ↑
【相続人】相続放棄を申述し受理されたという抗弁
 ↑
【債権者】熟慮期間3ヶ月以上経過しているという抗弁
という構造になります。

 このように、家裁が受理した申述については、それを争う者があとでそれを主張するという構造のため、家裁は、3ヶ月以上経過している申述も受理するのです。

 また、銀行などは、3ヶ月以上経過しても相続放棄してくれれば、事実上請求しないなどの対応をするところもありますので、とりあえず、申述するのがいいと思います。

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posted by 一朗 at 10:21 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【遺産分割】遺言があるとき、遺留分権者と合意が出来たら作る書面

【遺産分割】遺言があるとき、遺留分権者と合意が出来たら作る書面

法定相続人が子どもABCで、遺言でABが遺産を相続することになっているとき。Cも計算上の遺留分の額をお金でもらえればOKというようなときには、遺産分割協議書を作っておきましょう。

 ABが遺産を得るのは、遺言によるので、何も遺産分割協議書は不要かとも思えますが、Cへの遺留分の額のお金の交付が何か分からないで、あとで、税務署などから目を付けられないようにするためです。

 そこでは、ABがもらう遺産を特定して、ABが遺産分割で取得するとしていれば、登記もできるし、Cへの遺留分として○○円支払うとしていれば、贈与とならないで税金もかかりません。

 遺留分減殺請求が事件になり、調停や訴訟になっているときには、調停調書や和解調書で解決されます。

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遺産を使い込み 訴えられた!? 【 遺産の使い込みの 返還請求 に対する抗弁 】

遺産を使い込み 訴えられた!? 【 遺産の使い込みの 返還請求 に対する抗弁 】


相続開始前後に被相続人の預金を勝手に下ろした人に、返還請求していくときに、請求される被告の反論としては、代表的なものは、?被相続人が下ろした?被相続人にもらった?被相続人のための経費に使ったというものです。

 これは、使い込みが、法律上の原因がない、不法行為だという原告の主張に対して、法律上の原因がある、不法行為でない、という「否認」の主張です。

 仮に、一歩譲って、確かに、返還請求は成立しうるけどと肯定して、しかし、反対債権があるんだよ、という?相殺の主張などは、「抗弁」と呼ばれる反論です。

 前者の場合は、原告が証明しないとならないのに対して、後者は被告が証明するべき事項です。

 使い込みの事件を多く担当していると、この区別のない判決書きに遭遇することがあり、苦労することがあります。

 使い込みを求めるのに、第一のハードルは、???を否定する事実を証明することですが、家族間の紛争なので、必ずしも高いハードルではありません。過去のコラム「使い込み返還訴訟 は 横領行為 の一つ一つを 証明 できないと勝てないですか?」に記載しているとおりです。


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2015年02月19日

2015/02/19NEW 遺産の使い込み の返還を求めても、全額 戻ってこないなんて、 使い得ってこと!?

NEW2015021 遺産の使い込み の返還を求めても、全額 戻ってこないなんて、 使い得ってこと!?


 相続開始前後に、遺産である預金を使い込まれて、その返還を求める訴訟を起こす。

 多くの訴訟で、和解をしますので、請求額満額は戻ってきません。

 それでも、和解をするメリット。

★判決をもらっても、現時点の裁判官の示す和解案以上の判決は出ないので、時間的コスト面で、和解した方がいい。

★判決をもらっても、控訴したりされたりして、経済的時間的コストがかかる。

★判決で勝っても、相手が払ってくれないときには、強制執行しないとならず、もし相手に財産がないと何も取れない。

★ほかに不動産などあるときに、返還請求と不動産の分け方も一緒に解決できる。

 ほかにもいろいろあると思います。

 何より、やはりもはや関係に修復の可能性のない親族間でも、少しでもしこりなく、解決した方が、いいに超したことはありません。
 
 権利なのではなく、それは親からもらうのだという感謝の気持ちと、きょうだいにも多少の言い分があるんだよと分かってあげる思いやりの気持ちで臨めば、使い得なんて思う必要はありません。



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